寝寿司作り講座を開きました

寝寿司は麹を用いたいわゆる伝統的な発酵食品です。馬瀬地域では正月の伝統料理の一つとして長年作られてきました。しかしながら、年々作る各家庭が減ってきています。馬瀬地方自然公園づくり協議会では、寝寿司を令和3年度に文化庁の「食文化あふれる国・日本」プロジェクトに申請し、『100年フード』として認定され、食文化の継承を念頭に活動しています。今回男性を対象とした「俺の寝寿司を作ろう」講座を企画し、令和4年12月7日(水)馬瀬中切の清流ふれあい会館で実施しました。講座には50代から80代の6人が参加し、炊いた米や麹、鱒、千切りした大根と人参などをすし桶に入れ、しゃもじでかき混ぜ、漬物たるに移して重しをのせ完成させました。寝寿司は大変寒い環境ほど旨味が増し、約三週間寝かせると食べ頃になります。